「災害の備え」について全体研修をおこないました
2019年9月19日
カテゴリー: お知らせ
医療安全管理室 橋口友子
9月9日は救急の日に当院では自衛隊の方に来ていただき「災害の備え」について
お話を聞く機会がありました。このところの自然災害の多いことからも明日かもしれない。
今日、この時間にグラッと地震が来た時に家族がどこにいるのか、どこに避難するのか知っていますかと問われ、まさに非日常が来ると思って備えておくべきだなと実感させられました。
そして自助・共助で備えること、特に自助は自分の身は自分で守る。
日頃からの避難グッズや非常食の準備、家具・家電などの転倒防止の対策や避難場所の確保など自身で出来る備えはして置く、共助は助かったら地域の顔見知りの方と子供、女性、高齢者を保護し自分たちの町は自分たちで守ることが大切であると分かりました。
何故なら、被災後一般の人が一切水を摂らずに生存できる限界が72時間という割合が阪神淡路大震災で立証されているので、自衛隊は72時間は(3日間)人命救助を優先し生活支援は72時間を過ぎてからに段階的支援になるので、少なくとも3日間は自身の身は自分で守っていかなければならないことに合点がいきました。
大きな地震が、今発生したとして、皆さんの家族の避難場所がわかりますかと言われ132名中に1人しか手が上がりませんでした。また3日間の避難準備がされていますかと聞かれても数人しか手は上がりませんでした。災害はいつ来るか分かりませんがいつ来ても自分の身は自分で守ること、備えることの大切さを学んだ講習でした。
最後に水は貴重ですと言われ節水術として炊事の後、食器を洗わずにすむ方法としてビーニル袋・サランラップが効果的であることも豆知識として話されました。