透析室は当院6階の南海側にあります。窓辺からは黒島、竹島、薩摩硫黄島を見渡せ、条件の良いときは屋久島まで見ることのできる見晴らしのすばらしいフロアにあります。スタッフは看護師4名、クラーク2名、臨床工学技士1名で日々奮闘しています。
最近は高齢化社会と言われ何かと話題になりますが、我々スタッフ一同、実感しているところです。
導入時の年齢も年々高くなってきており、高齢者の夫婦2人暮らしであったり、あるいは、1人暮らしが増加しています。
服薬や食事の問題や通院の問題であったりと御家族の協力なしでは難しい現状も出てきています。
透析室スタッフだけではなく病院全体のスタッフ・家族・その他の職種と連携を密に図りながら看護に取り組んでいます。
透析前後のバイタルサイン測定や体調管理
透析中の1時間おきにバイタルサイン管理や除水設定の管理
各個人にて使用するダイアライザが異なるため、ベッドネームとダイアライザの確認を行う
血液回路の組み立て(HDFもしくはHD)を確認しながら組み立てる。
血液回路内の異物・空気の除去、残留異物の除去目的にて透析液を回路内に満たす
透析前後の体重を計測
ドライウエイトと当日体重の差を計算し除水量の設定を行う
シャント音・スリルの確認やシャントトラブル(発赤・腫脹・熱感)がないかを確認する
ベッドメーキング
週一回行っていますが、血液などで汚染した場合はその都度交換施行
透析導入時や検査データを見ながら管理栄養士と直接詳しいお話しをさせていただきます。
九州透析研究会にて発表
南薩地区透析病院勉強会参加