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Co2濃度モニタリング(密空間換気の指標)導入

2021年2月1日

厚生労働省より公開されているガイドラインを参考に院内換気基準を設けました。

患者様の集まりやすい空間のCo2モニタリングを実施することにより換気実施のタイミングや必要性を数値化できるようになりました。

 

当院では機械式の換気システムを導入し、院内の空気は常に入れ替わる仕組みを採用しております。

 

モニタリング中はCo2濃度を数値(ppm)で表記しております。

外のCo2濃度が400ppm。

当院の発熱外来で測定した420ppm(窓全開)

 

1000ppm~1500ppmでも普通と言う基準ですが、下記記載している

「厚生労働省」の指標を元に1000ppm以上で換気を実施いたします。

院内掲示中の指標

 

今回、モニタリングを行い院内のCo2濃度を1000ppm以下に保つ事で、新鮮な空気が循環している指標として取り扱うことができるようになりました。

 

受付フロア内をモニタリング

診察室待合所をモニタリング

 

一台のモニタリング装置で50平米(約30畳)の範囲を計測、モニタリングしています。

設置箇所は患者様が集まりやすい場所とし

 「受付待合室、診察待合室2カ所、発熱外来」の4カ所です。

 

設置した機器が測定した数値は受付スタッフがモニタリング1000ppm以上の場合はアラームが作動し、換気を促してくれます。

 

空気(換気)の状態が見える化され、スタッフも換気の必要性を再度認識いたしました。

窓開放による換気が行われる時には肌寒く感じるかもしれません。

 

寒く感じる方は別室への案内や、換気がスムーズに行われたことが確認された場合は通常の「機械換気」へ戻します。

ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

厚生労働省 クラスター対策

https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_6

厚生労働省 「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法(リーフレット)

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618969.pdf

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