〒898-0003 鹿児島県枕崎市折口町109番地

部署紹介

診療放射線科

部署長の挨拶

科長 竹元省吾

診療放射線科では、一般撮影検査、CT検査、MRI検査、アンギオ検査、TV検査、マンモグラフィー検査などを行っています。

2007年9月よりPACS(医用画像保管 電送システム)を導入し、画像を電子保存できるようになりました。従来の画像をフイルムで観察する方法に比べ、画像をいつ、どこでもモニター上で観察することが出来、さらに過去の画像との比較・拡大・計測・濃度調整などが可能となります。より早く正確な診断の手助けとなるシステムです。さらに、画像の情報提供がフィルムに加えてCD等によるデータでも可能となり、よりコンパクトに、より詳細な画像をお渡しできる様になりました。また、常勤の放射線診断医が検査画像をもとに読影報告書を作成して各診療科に提供しています。

私たち診療放射線科では、正確で待ち時間の少ない業務の実践と、質の高い画像情報の提供、そして、思いやりのあるサービスを心がけて検査を行っています。

また、365日24時、診療放射線技師が勤務しておりますので、日中はもちろん、夜中の緊急検査にも対応しています。放射線検査に関することはどうぞお気軽にお声をおかけください。

スタッフ

診療放射線科は診療放射線技師6名、看護師1名(手術室所属)のスタッフで日常業務をおこなっています。

機器の説明

CT(コンピュータ断層撮影装置)検査室

CTとは、Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)の頭文字をとってCTと呼んでいます。
コンピュータを使って、体を通過したX線量をもとに画像を作り出す装置です。
人体の輪切りの写真が撮れる事で知られていますが、最近ではマルチスライスという多断面を短時間で撮影できる装置が普及し、横断面のみならず縦断面も綺麗な画像で表示する事が出来る様になりました。
全身の骨や内臓、血管と検査出来る部位は広範囲におよび、画質の向上と検査時間の短縮で、CT検査の診断価値はより高くなりました。

 CT検査室ではGE社製の64列マルチスライスCT装置が平成27年4月に更新され稼働しています。
頭部の検査で3分、胸部、腹部の検査でも5分で終わりますが、造影剤という薬剤を注射して検査を行う場合は時間が15分程かかります。
予約制で検査を行っていますが、急患の方を優先する場合も御座いますので患者様にはご迷惑をおかけしますがご理解ご協力をお願い致します。

GE社製 Optima CT660 Pro Advance

画像処理用ワークステーション GE社製 ADW4.6

 

特徴として

  • 胸・腹部等の息止めが必要な部位では、5秒程度の一回の息止めで撮影が可能となり、患者様に楽に検査を受けていただくことが可能です。
  • その得られた画像から画像処理用ワークステーションで画像データを高速データ処理することにより、3D(3次元)画像、MPR(任意断面再構成)画像を作成することが出来、より正確な診断の手助けとなります。
  • 造影剤を使用することにより、さらに診断に役立つ画像を得ることが出来ます。(造影剤使用にあたっては、副作用をひき起こさないよう、事前に問診を詳しくとらせていただきます)

 

MRI(磁気共鳴断層撮影)検査

MRIとは、Magnetic Resonance Imagingの略語で強い磁場と特殊な電波(ラジオ波)を用いて、人体の内部の断層写真を得る事が出来る検査です。MRIは、磁場とラジオ波を使って画像を作成するので、X線撮影検査やCT検査と違い、放射線の被ばくがありません。
また造影剤を使用することなく頭の血管などを容易に撮像できる利点もあります。検査は磁場が発生するトンネルの中に横になっているだけです。検査中は身体的な痛みは伴いませんが、かなりの大きな音がします。
当院では日立製1.5Tの高性能MRIを導入(平成20年10月)し早く、高画質な画像を提供し診断価値はとても高いものです。通常の各部位に対する検査はもちろん、また、「早期アルツハイマー型認知症診断支援システム:VSRAD」の検査も可能となっています。

 

 

日立製 ECHELON Vega(1.5T)

頭部の断面画像

超急性期脳梗塞(拡散強調画像)

頭部MRA

 

MRI検査を受ける時の注意

 

通常の、MRIで使われる磁場や電波は人体に影響ありませんが、次のような方は、検査を受けられない場合がありますので、担当医もしくは検査担当者に御相談ください。

 

心臓ペースメーカーや刺激電極などを身につけている方

体内に脳動脈瘤クリップや人工関節などの金属が埋め込まれている方

以前に外科手術を受けたことがある方

妊婦または妊娠されている可能性のある方

閉所恐怖症など、狭い所が苦手な方以下のものは、故障したり検査に影響する事があるので検査前に取り外しておいて下さい。
 金 属 類 : 時計・メガネ・ライター・ヘアピン・鍵・携帯電話・アクセサリー類など
 磁気カード : キャッシュカード・テレホンカード・クレジットカード・定期券など
 そ の 他 : 取り外しの出来る義歯・補聴器・カイロ・ベルト・エレキバン・湿布金属のついた下着(ブラジャー)など又、化粧品(アイシャドウ等)の中には、金属を含んでいるものがありますので、検査前に落としておいて下さい。

   ※2012年10月より撮影可能なペースメーカーも発売され、「条件付きMRI対応ペースメーカーについて」とお問い合わせください。

 

アンギオ(血管造影)検査

アンギオとは、カテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入して、造影剤という薬剤を血管内のカテーテル先端から注入することで、目的とする血管を造影して診断・治療を行うものです。
外科的な手術に比べ、一般的に侵襲性が少なく、検査を受けられる方への負担も少ないのが特徴です。

 当院では頭部・心臓・上下肢などさまざまな部位のカテーテル検査や、治療目的検査に使用されています。
脳血管の検査ではくも膜下出血の原因である脳動脈瘤の位置、大きさを調べたり頚動脈狭窄のステント治療、動脈瘤のコイル塞栓術等を行っています。
心臓カテーテル検査では、心臓の様々な部分の圧の測定や造影をして心臓や冠動脈の形態や動きを調べます。血行動態の把握や虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の診断などに有用な検査で、この検査の延長としてカテーテル治療があります。
フラットパネルディテクタ搭載血管撮影装置を導入しました。(平成22年2月)X線検出部分にフラットパネルディテクタを搭載することで、従来型装置に比べ被ばく量が少なく、血管をより鮮明な画像で抽出することが可能となりました。当院では特に脳動脈瘤等の脳血管疾患に対する脳血管内治療・心筋梗塞等の心血管内治療においては、より速やかに確実な治療を行える環境を整えております。

 

当院では、平成28年12月 従来のアンギオ装置をバージョンアップを行いました。アンギオ装置は、主に体内の血管に造影剤を注入して血管のコントラストを高め、体外からX線を使い血管の性状を確認するための装置です。 また今回、3Dのワークステーションを備え 3Dの撮影を行うことができ 決め細やかな診断や、精密な血管内治療が行えるようになっております。

 

 

日立製 Partire α

 

 

マンモグラフィー(乳房X線撮影装置)

マンモグラフィーとは、乳がんを診断する乳腺・乳房専用のレントゲン写真です。

日立製 LORAD M-IV

乳房画像(両方)

検査内容

  • 脂肪と乳腺でできている乳房を、低エネルギーのX線をもちいて撮影します。撮影は、乳房を2枚の板で圧迫固定して行います。
  • 圧迫することによって乳房の厚さを均一にしボケの少ない画像を得ることができ、被ばくを減らすこともできます。
  • 挟むことにより痛みを伴うことがあります。これは病気を見つける上でとても大切なことですが、我慢できない時には遠慮なく撮影技師にお伝えください。
  • 乳房のはりや厚みによっては、圧迫による痛みを感じますが、圧迫は数秒で、検査時間は10~15分程度です。

検査の特徴

  • マンモグラフィーでは触っても判らないような早期の小さな乳がんは勿論、しこりを作らない乳がんを白い影(腫瘤影)や非常に細かい石灰砂の影(微細石灰化)として見つけることが出来ます。悪性だけでなく、良性のものも見つかります。
  • 一般的には、月経開始後2,3日~10日頃くらいが、検査に適しているとされています。月経前1週間は撮影時の痛みが強く現れるため、受診の際にはこの期間を避けることをお勧めします。

 

一般撮影

X線撮影検査

 

 人体の目的とする部位に必要最小限のX線を照射し、透過したX線強度の差を画像として表してます。

 代表的なものに胸部単純写真、腹部単純写真、骨の写真などがあります。

 

第2撮影室

使用機器

 日立製 DHF-153HⅡ

 日立製 DHF-155HⅡ

 日立製 DHF-152HⅡ

 コニカメディカル REGIUS 190(CR装置)

 コニカミノルタ AeroDR システム

 

CR装置

x線撮影をされる方へ

x線撮影を撮るときに診断に支障をきたす障害陰影の写しこみを防ぐため必要に応じて着替えをしていただきます。たとえば胸部を撮るときに
は上半身、腹部・腰椎のときには上半身と下半身にボタン、ファスナー飾り等のある衣服、下着(ブラジャー)は脱いで検査着に着替えてくだ

さい。

 

FPD装置

一般撮影装置にFPD(フラットパネルディテクタ)の導入

                  

一般撮影は平成27年3月よりCRカセッテでの撮影からFPDを用いた撮影へと更新されました。

新たに採用されましたFPDは、撮影後、瞬時に画像を確認できるため検査時間が短縮されます。

CR装置と比べ、照射されたX線を効率よく画像形成に使えるため、いままでよりも鮮明な画像を提供することができ、被ばく低減も可能になりました。

 

被ばく量について

一般撮影のような診断領域の撮影では放射線の被ばくによる影響はほとんどありません。

妊娠中またはその可能性のある方は担当技師にお申し出ください。

当院では出来るだけ被ばく線量を減らすよう努力していますので安心して検査を受けていただけます。

※ご不明な点はお気軽に担当技師にお尋ねください。

           

 

 

 

X線透視撮影検査

日立メディコ DR-1000XB

X線を使用して身体の内部を透視することにより行う検査です。

この検査は

  • 上部消化管検査(バリウムを使って食道・胃・十二指腸などを観察する)
  • 注腸検査(バリウムを使って腸内を検査する)
  • 整復(骨折した骨を元の位置にもどす)
  • 脊髄腔造影(脊髄腔に造影剤を注入し視覚化する)
  • 嚥下造影検査・VF:Video Fluorography(飲み込みの検査)など、各診療科によって様々な検査法があります。

 

骨塩定量検査

東洋メディツク DTX-200

骨塩定量検査は、骨粗しょう症やお薬などの副作用などで骨密度(骨の量)が減っていないかを調べる検査です。

骨塩定量装置には、超音波を使うものやX線を使うもの、足で測るものや腰で測るものなどいろいろなタイプの装置がありますが、当院では、手首に微量のX線をあてて前腕の骨の密度を測定します。検査は3分程度で終わります。

 

 

移動型X線撮影装

日立メディコ Sirius 12HP

ベッド上安静など、撮影室までの移動が困難な患者様の撮影を病棟で行ったり、手術の際に手術室での撮影を行ったりしています。
外科用X線透視装置X線透視撮影検査可動型の透視装置であり、整形外科の手術、その他各科の手術など、多様に使用します。

外科用X線透視装置

GE 社製 OEC Brivo Essential

可動型の透視装置であり、整形外科の手術、その他各科の手術など、多様に使用します。

放射線PACSシステム

放射線科診察室

PACS(医用画像監視システム)とは、従来、画像をフイルムにプリントし読影していたものを、画像データとして保存し院内のネットワークを介し電子カルテ上などに表示するものです。

これによりフイルム保存と搬送時間をなくす事で迅速な画像表示が可能となり、診療効率向上と待ち時間での患者様への負担の軽減となります。

また、画像を電子保存することにより、長期保存でも画像の劣化はありません。

 

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